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京阪500形電車 (2代) : ウィキペディア日本語版 | 京阪500型電車 (2代)
京阪500型電車〔本形式が製造された当時、京阪は正式な形式称号に「型」を使用しており、竣工時は「500型」であった。その後、鉄道事業法の施行に際して形式称号を「形」に変更したため、廃車時点では「500形」であった。〕(けいはん500がたでんしゃ)は、京阪電気鉄道がかつて保有していた大津線用の電車(路面電車車両)である。 == 概要 == 1970年代当時、全車釣り掛け駆動車であった京津線急行・準急の車両高性能化を図るため、「大津線標準車体」と称される高床車(260型、300型、350型)の中で当時一番車齢が若い260型4次車を種車に改造された。1979年に285-286から501-502が、283-284から503-504が、1981年に281-282から505-506が改造され、2両編成3本、計6両製造された。 また、これとよく似たような手法で京阪線では2000系から更新改造した2600系(0番台)が同時期に登場しているが、こちらは2000系時代の車籍を受け継いでいないため、正確には「代替新造」となっている。さらにこの車籍継承のパターンは、1982年-1983年に同じく京阪線にお目見えした1800系(2代)があるが、こちらは本形式とは異なり、車体が600系(2代)、足回りが1800系(初代)から昇圧対策を施した上での流用となっている。ともに形式消滅まで非冷房だったことが共通している。
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